ムアズ・カサスベ中尉を救え!。ヨルダン大使館激励行動。
2015年01月30日の午後2時過ぎ、有志と共に渋谷の在日ヨルダン大使館に赴き、日本人人質問題に置けるヨルダン政府の判断と方針を断固として支持する、ヨルダン大使館激励行動を行った。
以下はその様子を記録した写真と、渡した声明文である。
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日本国民有志による声明文
「我々は、ヨルダン政府を断固支持し、
後藤健二への配慮に深く感謝する。」
まず第一に、我々は、日本国民の有志を代表して、現在のヨルダン政府の姿勢と方針を、断固として支持するものである。
自国民の生命と身体の自由を守るために、そして「イスラム国」を称するテロ犯罪集団と戦った偉大な英雄であるムアズ・カサスベ( Muadh al-Kasasbeh )氏の救出のために、その救出を最優先の目標として尽力するヨルダン政府の方針は、正当かつ妥当なものであり、なんら批判されるべきものではない。我々は断固としてこれを支持すると共に、日本人の人質さえ助かればヨルダン人のテロ被害や法秩序など無視してよいかのごとき、一部日本人の浅ましい騒動や圧力を、慎んで謝罪するものである。
第二に、この我々の支持は、「何が起ころうと自己の責任である」と言い残して出発した、後藤健二本人の意志とも合致するものである。サムライの魂を有する日本の漢として、またアラブの民を心から愛する者として取材と報道を続けてきた後藤健二は、ムアズ氏を差し置いて自分が先に解放されることを決して喜ばないだろう。むしろ自分は後でいい。ムアズ氏を先に救え!と、テロリストの刃の下においても念じているはずだ。
従って、我々によるヨルダン政府支持の声は、人質となっている後藤健二本人の意志と希望でもあると、貴国の人民にもお伝えしたい。
第三に、その上で、これまでヨルダンの政府と国民が、後藤健二の救出と解放の為に示してくれた配慮に、我々は日本人を代表して感謝を表明する。また今後も後藤健二に与えてくれるであろう救出と解放の為の配慮に対しても、これに深く感謝することを約束する。この感謝は、今後の成り行きがいかなる結果になろうとも、日本国民の末永い友情として、ヨルダンの国と民とに対して示されるであろう。
2015年01月30日
川添友幸 東アジア報道と人権ネットワーク/エグゼクティブディレクター
佐藤悟志 North Korea Liberation/代表
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ちなみにプラカードの文字は以下の通りである。
1「 Save Muadh al-Kasasbeh.
Japan support Jordan. 」
He hopes Muadh first. 」